ハエの思い出
無関心なぼくらが黙ってやり過ごせば
いつも一緒に遊んでくれた笑い上戸の山脈は
寄ってたかって終わりのない美容整形を強いられてしまう
故郷の風景の中に
不自然な作り笑いを発見したら
気をつけろ!
貪欲な大都会の魑魅魍魎たちは
人の弱みに付け込んだお決まりの手口で
食卓を我がもの顔で歩いていた
汚いハエの思い出さえも
根こそぎアスファルトの下に埋め尽くしてしまうから
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